ワイルドライフ 「カラスじゃないカワガラス」 [NHKもの]

カワガラスの回というより、知床で生きる動物の詰め合わせ回って感じ。最近、このタイプの構成が多いね。1時間丸々メインの動物ってよりはこっちの方が飽きないんですけどね。

知床の川に住むカワガラスは自然の豊かで食べ物(主に水生昆虫)も豊富な環境で逞しく育っているのですが、それだけではパンチが弱い。というのも少し前にNスペで知床のヒグマの親子を数年追いかけたドキュメンタリを見てしまったがために、そちらの印象が強過ぎて…いやぁ痩せこけてクマに見えないヒグマと言うのは何だかな~と言う感じでした。食べ物がなくて街まで降りてきちゃうとか、それはあかん、狩られる。

で、今回の主役のカワガラスさん。Wikipediaを見ると日本の渓流なら大体いるらしいけど、数そのものは減っている様子。
名前に"カラス"と付いていても街中でゴミを漁ってるカラスとは違う種類。色が黒っぽい(正確にはこげ茶色)と言うだけでカラスの名前を付けられる方も色々苦労しそう。身体が丸っこくて可愛いのよね。どこかの可燃ごみを漁る鳥とは違う。明らかに違う。

彼らは水に潜り、川の中にいる水生昆虫を主食とする。最初の方にも書いたが知床の川は自然に溢れているため、川に住む生き物が豊富→餌が豊富、ということ。特定の水生昆虫を捕食するのではなく、色んな種類の水生昆虫を捕食するため、年中捕食出来る。
ただ、秋になると川にカラフトマスが上がってきたりするので、その卵(イクラ)をちゃっかり食べたりもする。卵だから栄養も豊富だわね。
あと、稚魚も食べる。クチバシで掴んだ後は石にぶつけて弱らせて一気に飲み込むスタイル。


来週はアリ。昆虫はむずむずするからちょっと苦手やねんなぁ…

ワイルドライフ 「ユキヒョウ2」 [NHKもの]

モンゴル東部の4000m級の山がそびえ立つアルタイ山脈。世界自然保護(WWF)と協力してGPSを取りつけたユキヒョウの親子を追いかける云々…

最初、再放送かと思ったら完全な新作でした。
というのも、前回(2013年2月放送)はGPSを使わずに、現地の人(遊牧民とか研究者)の“勘”を頼りに双眼鏡でユキヒョウが居そうな場所を探していましたが、そもそもユキヒョウは岩や砂に馴染む様な保護色の体毛をまとっているので双眼鏡で探すのはかなり困難。
そういう意味ではGSPを付けるのは随分と前進した印象を受けました。とはいえ、首輪のGPSはもうちょっと小さくならないんですかね?何か重そうですよ。

今回、GSPを取りつけたユキヒョウは2匹の母親。GSPから発信された位置へ行けば比較的簡単に見つけられる。
2匹の子供がじゃれて遊ぶ姿は大型の猫科の動物でも十分すぎるほど可愛い。足も尻尾も太い。全身筋肉質の身体が何とも…良い。
ただ、今回も遠くからの撮影だっただけに映像がぼやけ気味。もっとくっきりとした映像が見たい。あと1時間の放送枠に対してユキヒョウの姿を映していた時間が短い。もっとだ、もっと見せろおおぉぉ!
でも、番組ラストにあった内1匹が居なくなったってのは勘弁な。

最後に番組タイトル、もうちょっと頑張って考えてください。
 前回 「天空の断崖にユキヒョウ親子を見た」
 今回 「ユキヒョウ親子 天空の断崖をゆく」


来週は屋久島の猿。あの島にも猿はいるんですね。てっきり高崎山の猿かと思ってましたわ。

ワイルドライフ 「Re:コアラ」 [NHKもの]

オーストラリアの南東部にあるオトウェイの森。ここにオーストラリア特有の生物であるコアラが多く生息する
る……

……ってこれ前にNHKオンデマンドで見ましたわ。
木の上で寝てるかユーカリの葉を食べているだけなら可愛いのにね。それ以外の一面は子供の夢を奪ってしまう可能性が大であるため見せちゃだめだと思うぞ、あの有袋類。

あの時はスマホのちっちゃい画面での視聴でしたが、それでも十分迫力のあるコアラが見れました。しかし、デカイ画面に画質が良いとなるとスマホの画面では味わえないものがあります。
この手の動物ドキュメンタリー番組はデカイ画面で見るのに限ります。
今日の昼に見ていた英国のリンゴ園の回もそうでしたが、NHKオンデマンドの画質が悪すぎるっていうのだけで大きく損しているでしょうね。
もっと画質が良いなら月額の見放題に加入していたい視聴者もいるんですよ、ここにね。


次回はオーストラリアの猛毒タコ。予告の映像に毒々しい色の身体をし、アオリイカ的なものに捕食されかけてました。ネタバレ注意。

ワイルドライフ 「姉歯鶴」 [NHKもの]

世界に15種類しかいない鶴の中で体長90cmと小さい身体でありながら標高8000m級の山脈が連なるヒマラヤ山脈を越冬のために飛び越えるアネハヅル。春はチベットやモンゴルで暮らし、冬になるとインド西部に移動する渡り鳥。世界の屋根と呼ばれるヒマラヤ山脈を飛ぶその姿を追いかけた大スペクタルが云々…

アネハヅルは5月にモンゴルやチベットの草原で卵を産み、その年の10月に越冬のためにインドへ渡る。
一応、小石を集めて巣らしいものはあるが、どうみても平原上に卵を置いただけ。卵はほぼ野ざらしで卵やヒナの天敵となるワシやカラスに見られ放題。その上、人間が住む近くに巣を作るから放牧されている馬や羊に踏まれる可能性も大きい。色々とリスクが高すぎるが、これまで何とかなってきたんだからこの先もこのままなんだろう。まさに"アネハ"、別に悪意はありませんよ?

卵は1ヶ月ほどで孵化する。生まれた時の体長は約15cm、10日後には約40cm、2ヶ月ほどで親と変わらない大きさ(約80cm)にまで成長する。主食は草原にいる虫なのだが、食べている物に対して成長速度がおかしい。しかし、身体だけ大きくなって飛ぶ事はまだ時間がかかるみたい。その間に猛禽類に狙われたりするが、草原のど真ん中なので身を隠す物もなく、飛ぶこともできず、逃げる術がない。意外と過酷な環境化でもちゃんと生き残る訳だからそりゃヒマラヤの山ぐらい飛び越えれるわねって感じ。

冬が近づくくとアネハヅルは群れを成してインド西部に越冬しにいく。インド西部に行くためにはヒマラヤ山脈を超える必要があるが、カリガンダキ渓谷というところを通り抜ける。標高3000m、周りの山は7000mを超える。また、気象状態は酷く、昼になると風速20mを超える台風並みの強風が吹き荒れる渓谷の上空6000mを飛んでいくらしい。肺を独自の進化で作り出し、酸素が薄い高山に適したメカニズムを作り出している。
風を上手く使いこなし、優雅に飛び続けるアネハヅルを現地の人々は「風の鳥」と呼んでいるとか。…随分と適当なナレーションで誤魔化していたけど。


来週はヘラジカ。前にダーウィンが来た!で見ましたが、多分完全版ですな。

パケット量 [NHKもの]

昨夜、NHKオンデマンドで視聴したワイルドライフの約550万パケットでした。
1時間の放送分が通常の2ヶ月分のパケット量とはなかなかやりおるわ…バッテリーの消費量の一件もあるし、自宅のwifi環境でないと無理っぽいなー。出先での使用は諦めようか。

スマホでオンデマンド [NHKもの]

ワイルドライフのコアラの回(2週間前の放送回)をNHKオンデマンドにてスマホからの視聴を試みたところ、やっぱSO-05Dでは画面が小さいのが難点やね。
電車に乗ってる時に見ていたというのもあるけど、時々映像が止まる。電車が走行中だから上手く電波を拾えなかった感じもあるけど、ブラウザ側の問題っぽい気もする。
途中でGooglePlayから専用のアプリをダウンロードしたけど、映像が止まる問題は解決せず。リロードすれば直るけど、毎回これだと面倒くさい。
あと、バッテリーがガンガン減る。視聴前は70%以上あったけど、視聴後は20%まで下がってた。バッテリーの容量そのものが少ないからしょうがないけど、これだけ減るとちょっと見ようかなっていう使い方は出来ないねぇ…


で、今更ですがコアラです。
オーストラリア東部の森に住む有袋類。基本的には木の上を生活の場とし、ユーカリの葉をむしゃむしゃ食べては寝て食べては寝てを繰り返し、時には地面をのたのたと走ったり、オス同士でケンカしたり、メスに噛みついたりと面白い動物ですなぁ。
森に住むメスは誰かしらが繁殖期を迎えていて、オスはメスの繁殖期を迎えいるかを分からないので手当たり次第、交尾をせがむ姿が良い。メスにめっちゃ吠えられて諦めて引き下がったと思ったら数十分後に再挑戦するとかちょっとは学習しないさいと。
コアラの子供の人間で言う離乳食が母親のフンとか、ユーカリの葉を消化するための細菌を受け取る目的らしいのだか、進化の過程でもうちょっと上手い方法はなかったのかと。
見た目も含めてコアラはすごく可愛く面白い動物ですよね。

ワイルドライフ 「サボテンマンション」 [NHKもの]

アメリカの西部劇によくある巨大なサボテンが立ち並ぶソノラ砂漠。一般的に思われがちな砂漠とは異なり、時には大雨が降り、その雨によって多くの生物が生息する変わった砂漠である。この不毛ではない砂漠に生息するユニークな鳥たちにスポットを当てて云々…

和名で"ベンケイチュウ"(弁慶柱)と呼ばれる巨大サボテンはもはや樹木と呼ぶべき圧倒的な存在感。樹齢150年にもなるもあるとのこと。砂漠でも生きるようになっているとはいえ150年も生きていられることが奇跡であろう。
そのサボテンも花が咲くのだが、つぼみがちょっと気持ち悪く思える。何か歪で苦手な感じがするんですよ。花が咲くと甘い香りがして、鳥や昆虫が蜜を求めてやってくるみたい。もちろん受粉も兼ねてます。

キツツキが巨大サボテンに穴を開けて巣を作り、使われなくなった巣穴をアカスズメフクロウが再利用する。アカスズメフクロウは体長60cmほどの世界で2番目に小さい(手乗りのサイズ)フクロウらしいがその勇猛ぶりは自分よりも大きな鳥を捕食するほど。その身体の小ささを利用して木の枝やサボテンをすり抜けながら獲物を狙ったり、身体に似合わない大きな足でトカゲなどの爬虫類を掴む狩りをする。小さいながらもカッコイイね。

アカスズメフクロウも良かったんですが、個人的には本物のロードランナー(オオミチバシリ)が見れたこと。バックスバニーで「ミィミィ」と鳴きながら捕まえようとするコヨーテを走って逃げるその姿は本物と全く同じ。素早い動きで猛毒をもつガラガラヘビをも倒してしてまう。(もちろん食べるため)
本物の鳴き声は「ぷるるうう」って感じ。思えばバックスバニーの方はクラクションみたいな音(鳴き声)だわな。
このオオミチバシリは入り組んだサボテンのところに巣を作るのだが、巣の周りはサボテンのトゲがいっぱい落ちている。このトゲのおかげで巣に侵入しようとするガラガラヘビを撃退できるのだが、本編内では素の主であるオオミチバシリの足にも刺さり、近くを歩いていたウサギも刺さり、ガラガラヘビも刺さってた。効果はあるんだろうけど、ちょっと迷惑じゃないかな。


次回はコアラ。ドアラもおるでよ、多分。
サボテンの話をどこかで見たなーって思ってたら、夏にダーウィンが来た!で放送してましたわ。

ワイルドライフ 「紳士な巨大魚」 [NHKもの]

イギリスの湖や川に生息する体長1mを超える巨大魚ノーザンパイク。その大きな体格で獰猛な性格と相まって"淡水の虎"とも呼ばれている。あまり生態が知られていないノーザンパイクを水中カメラマンのディーン・バーマン氏が10年追い続けた云々…

その巨体にふさわしい大きな口で魚をパクリ。時には水鳥やネズミなどの小動物さえも飲みこんでしまう、らしいが、本編を見た感じではそうでもない。どちらかというと捕食ばかりされてました。お相手は、ミサゴ、カワウソ、カンムリカワツムリ。一応、川や湖では襲われない上位種らしいのだが、所詮は魚類、哺乳類や大型鳥類には勝てず。
それだけ捕食されても尚個体数が多いってことはそれだけ川や湖が豊かな証拠ですな。イギリスの川って独特の趣があっていいよね。(番組を見てる限りの話)

で、本編ともいうべきノーザンパイクの産卵シーンだが…結局謎のまま番組が終わってしまいました。何のためにカメラ回しとったんじゃー
産卵期になるとオスが縄張りを持って他のオスと争って縄張りにやってきてメスにオスが求愛行動を行う。ここまではよくある話。
オスがメスを追いかけていくうちに他のオスの縄張りに入ってもオスはメスを優先して、縄張りに入ってきたオスは無視する始末。あれ?最初の縄張り争いどこいったん?意味ないやん。

最後はメスに認められたオスとそのメスだけでどこかへ行ってしって終わり。普通の魚類なら割り込んででも精子をかけるんだろうが、そこは英国生まれの魚類、そんな野暮な事はしなかった。魚類までもが紳士とは…恐るべしグレートブリテン。


次回は色々なカンガルーの詰め合わせ。来週は世界ネコ歩きが放送されるのでそっちの方が楽しみ。

イカ(2回目) [NHKもの]

……なんかイマイチな内容だったな。
映像的には2回目ってこともあるからインパクトは薄いし、スタジオでわーわー話しを入れてテンポが悪くなった感じ。
同じ時間帯に放送していた世界一受けたい授業でBBCのプロデューサーがダイオウイカの映像に嫉妬したと言っていたが、タイミングが良いのか悪いのか、わざとぶつけたのか分からんが、その程度の印象でしたなぁ~、1時間半は長かったぞ。

番宣を見る限り、明日のサメに期待ですわ。

ワイルドライフ 「結局南極ペンギン」 [NHKもの]

南極大陸でコウテイペンギン、南米チリの砂漠地帯でフンボルトペンギン、フォークランド諸島でイワトビペンギンがそれぞれ子育てをする。南極は言わずと知れた極寒の大地でまた子育て中のペンギンは警戒心が強く近寄れない。そんな状況下でペンギンたちの身近に迫り、子育ての姿を撮影する云々…

英BBCではペンギンを撮影するために50台のロボットカメラを用意。ある時はコウテイペンギンの模型に仕込ませて移動可能なカメラ、またある時はコウテイペンギンのヒナの姿をしたロボットカメラ。イワトビペンギンは断崖絶壁の岩を上り下りするので岩に見立てたカメラを設置。フンボルトペンギンは成鳥の姿をしたロボットカメラと、股の下から飛び出るタマゴの形をしたカメラを用意した。
ちょっとノリノリですやん。美術さん頑張りすぎでしょ。しかも、タマゴ型のカメラはヒメコンドルに取られて低空飛行の映像まで撮影してしまう状態。(本来はフンボルトペンギンのタマゴを持ち去り、落として割るつもりだったらしい)
たしかに、人間が近づいていないのでかなり迫力のある映像がてんこ盛りな前後編(2時間)でしたが、ロボットの動きがどうしても怪しすぎる。人間は正体が分かっているのでそういう風に感じてしまうが、当の本人らは見分けがついていないみたい。
ヒナの育成に失敗したコウテイペンギンがヒナの姿をしたロボットを見て、抱き寄せて自分の子として育てようという姿も見れました。自然界の動物ってのは逞しいねぇ…昨日のNHKSPのザトウクジラがシャチから他のクジラを守っていた姿に似てますな。

今回、コウテイペンギンの映像が多めだったのは個人的に満足です。中々単品で見れないんですよねぇ、生息場所が場所ってのもあるのでしょうがないんですが。体長1mのヒナ、大人と同じ大きさですよ。ただ違うのは体毛だけ。でかいのなの。
吹雪の中を身を寄せて凌ぐ姿も、食べ物を蓄えて海から戻ってくる行進の姿、全てが可愛いですなぁ~、見てても飽きません。


次回は熱帯雨林のアリ。最近、ダーウィンが来たで見たのでパスかな。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。